ご挨拶

昭和60年に”魚のいち幸”を始めました。それというのも、越前で生まれ、越前で育った私は、ふるさとの美味しい魚をたくさんの方に届けたかったからです。日本海の荒波で育った魚は身が引き締まり、甘みが違います。魚を獲る漁師さんも必死なら、魚も必死で生きています。だから、美味しいのです。

マーサ21に入ることで多くの方に出会えました。つらい時もありました。でも、タクシーでわざわざ買いに来てくださる方もあり”いち幸”は「マーサに咲いたバラの花」だといわれたこともありました。

ところが、本当に届けたかった魚は、何年か前からは、お客様にお届けできなくなってきていました。

そこで、マーサ21で頂いたお客様方からのご信頼をもとに、初心にかえり、”やりたかった いち幸”に戻りたいと考えました。海の荒れた日は、何もないかもしれません。でも、越前直送の天然魚にこだわり、珍しい地魚の調理方法などもご紹介いたします。

今よりもお客様のご要望にお応えできると思います。お客様ひとりひとりの声をゆっくり聞かせて頂こうと思っています。配達もいたします。

ぜひお気軽にお越しください。よろしくお願いいたします。

魚のいち幸 店主:早矢仕ユキ子


いち幸の歴史

●昭和60年 実父と共に岐阜で行商を始める。福井から岐阜に嫁いできたが、サンマとめざし位しかない生活に耐えられず『岐阜の人にももっとおいしいお魚を知ってほしい!』と思い、鮮魚店をはじめる。
●平成元年、正木マーサ21に入店。
●平成18年、自宅下に移転し、あたらしく第一歩をふみだす。